発毛のメカニズム

薄毛対策中の疑問の1つとして、『毛髪はどのように生えるのか?』という点があります。

ほとんどの人は、薄毛となってしまう前には、発毛のメカニズムなど気にしないまま生活しているため、薄毛となってしまった後に初めて、毛髪の生え変わるタイミングや、髪の毛が何をすれば生えてくるのか?といった疑問が生じるようです。

そこで今回は、近年の研究により解明されてきた発毛のメカニズムを取りあげてみたいと思います。

発毛とは?

文字通りの意味であり、毛が生えることです。
全身の毛が生えることを指しますが、育毛対策中には当然髪の毛が生えることを意味します。
また発毛剤を用いた薄毛対策のことを略し、発毛と呼ぶこともあります。

髪の毛はどのように生えるのか?

まずは、毛根に着目しましょう。
毛根と一口で言いますが、毛根を細かく見ると毛根の内部には“毛細胞”と呼ばれる細胞があることが分かっています。
また更に見ると、毛細胞の奥深くには“毛乳頭細胞”と呼ばれる細胞も存在しています。

健康な頭皮を持つ人の毛根内部では、この2つの細胞“毛細胞”“毛乳頭細胞”が活発に働いています。
これらの細胞が働くことで血管から伝わってきた髪の毛の栄養が蓄積され、加えてこの蓄積された栄養が、毛髪の素となっていきます。
これが、発毛を促す仕組みになっています。

また毛が生え換わるサイクルをヘアーサイクルといいます。このヘアーサイクルの期間で毛は生え、生え換わっていくのです。

髪の毛は何で出来ているのか?

髪の毛は、ケラチンというたんぱく質の一種から出来ています。
いつもわたしたちが目で見て手で触ることのできる髪の毛は、たんぱく質が硬くなって出来たものなのです。

髪の毛の生え換わるヘアサイクル

発毛 メカニズム
あなたの頭を害虫や衝撃などから守ってくれているのが髪の毛です。
一本一本はとても細くしなやかで、とても守ってくれそうにはありません。
しかし誰もがそのような細い髪の毛に大事な頭を守ってもらっているのです。

それでもわたしたちが髪の毛のことを知る機会はとても少ないため、髪の毛がどのように生え変わるのか、髪の毛はどのような組織であるのか、そういったことを知らずに生きています。

少しでも髪の毛のことを知り髪の毛を労わっていくことで、これから毎日のヘアケアがより楽しくなるよう、ここではヘアサイクル=毛周期についてご説明したいと思います。

髪の毛が生えるまで

実は実際にわたしたちが頭髪として見ている髪の毛は、頭皮表面に出ている期間よりも頭皮の内部で成長している期間がとても長いということはあまり知られていません。
頭皮内部で成長し十分な長さまで伸びる合計期間は、5年前後だとも言われています。

髪の毛が生えるには毛根への栄養が必須ですが、栄養は毛根内部にある毛乳頭細胞に運ばれます。
毛乳頭細胞への栄養が充足している頭皮からは、健康な髪の毛が生えてきます。

髪の毛が抜けるまで

成長した髪の毛が伸びるまでの期間は成長期。そこから髪の毛の退行期に入ります。

退行期に入ると毛根が委縮し始め毛の成長が止まり、最後には抜け落ちます。
その期間は成長期よりも短く、1ヶ月程度で抜け落ちる場合が多いようです。

その後

ヘアサイクル=毛周期が健全な人の頭皮では、髪の毛が抜け落ちた後に、毛根では新しい毛が成長し始めます。

この時期にとりわけ育毛剤の効果が上がる、とする専門家もいますが、基本的には薄毛対策中は常に育毛剤を用いることを勧めています。

いかがでしたか?
毛が生えるタイミングや毛の状態などを理解できれば育毛や発毛にもきっと役立つでしょう。